活動報告

「協働・共創」の取組み(一般質問の詳細3)

(3)本市の「協働・共創」の取組みについて
全国的に、地方公共団体(自治体)と民間企業が協力した取組みが活発に行われております。これは国が各自治体にそのように促してきた経緯がありますが、現代の複雑で多様化する市民ニーズに対応するには、民間企業や民間団体のノウハウを生かした市民サービスの提供が必要であるとの考えが根底にあります。一般的に「公民連携」や「官民連携」と言われ、厳密に言えば違いがありますが、多少ですので同じものとして考えて差し支えないと考え「公民連携」と呼びます。その「公民連携」は、行政と市民の間で行われる「協働」と行政と民間企業や団体との間で行われる「共創」の二つに分けられます。
本市において具体的な「共創」については、門真市立体育館やルミエールホールや中塚荘の業務委託、高齢者の見守りの取り組み、子どものキャリア教育を行う全国初の画期的な「こどもロビー」事業、門真一中跡地に建設予定の図書館や文化会館などが入る予定の生涯学習複合施設の建設と運営など、福祉・まちづくり・教育など様々な分野で民間企業や団体と取組みが行われています。そこで私としては、縦割りの行政組織の中に、さまざまな部署と関係を持ついろいろな企業を、横断的(包括的)に取りまとめる必要性を感じており、本市に対して質したところ「公民連携デスク」を新たに設置し、民間事業者からの相談や提案を役所の各事業所との調整・マッチングを促進していくとのことでありました。
今後においても、「協働・共創」の二つからなる、公民連携がさらに推進されていくことが必要であり、私としましてもその後押しをしてまいりたいと考えております。