活動報告

宮崎県三股町(視察二日目)

視察二日目は宮崎県三股町に伺いました。県の南西部に位置し、都城市や宮崎市に隣接しているためベットタウンとして人気があり、これまで子育て支援等を充実させることで、人口減少時代の中においても、昭和50年から現在まで人口を増やし続けております。お話を伺っていると、中学校給食の無償化、子ども医療費の助成、第1子の保育料の無償化などの経済的負担を軽減させるほか、結婚して市域内に住んでいただけるご夫婦に対して、引っ越し費用や、リフォーム代、賃料などの補助が(所得制限はありますが)受けられます。
門真市においては高度経済成長期に3万人の人口が一気に15万人近くまで急増しましたが、その後は年に約1000人が減り続けており、2020年の国勢調査では12万人を切ってしまいました。現在は、三股町と同じく、小中学校の給食費の無償化や医療費の助成を行っており、また松生町の大規模商業施設の開業、2033年に予定されている大阪モノレールの延伸などのまちづくりの好影響で減少速度は緩やかになっており、また転入者数から転出者数を差し引いた社会増減はプラスに転じるなど明るい兆しも見えてきております。私としましては、先進事例をみることで今後の門真の発展に努めてまいります。