活動報告
ぐるっぴー(視察最終日)
視察最終日は宮崎市を訪れ、グリーンスローモビリティ(グリスロ)を活用したまちづくりについて学びました。宮崎市のグリスロは定員9名の電気バスで速度は20キロ以下、宮崎市駅から街なかを約24分かけて周回します。公共交通というよりは、観光資源の一つとしてまちの賑わいづくりを演出し、駅周辺のまちづくりと効果的に連動しております。規模は異なりますが、サンフランシスコのケーブルカーといったところでしょうか。説明を伺いましたが、事業費2200万円のうち1200万円が一般財源として投入されております。コロナ禍の真っただ中の2020年10月に運行された影響もあり、当初は利用者が低迷しましたが、コロナも明けたことで、現在は着実に増えているということです。今後は、企業版ふるさと納税の活用や、広告収益等を増やすことで、1200万円をいかに少なくするかがカギになってくると思います。
門真市においても、古川橋駅周辺でグリスロの実証実験を行おうと予定しておりましたが、財源等の問題もあり未定となりました。本市においてグリスロを成功させるには、見て楽しい場所、居心地が良い場所をたくさん整備して、人が集まるイベント等を定期的に開催することが必要になってくるのではと考えます。
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