活動報告
委員会質問(詳細)期日前投票について
まず、ご報告ですが、5月に行われました臨時会におきまして、常任委員会は総務建設常任委員会に所属が決まりました。企画財政部、総務部、まちづくり部の3部が所管する事案を審議する委員会となります。そして、6月5日に開催されました、総務建設常任委員会におきまして、所管事項に関する質問を3点行いました。
期日前投票について
【質問1】
期日前投票所についてお聞かせいただきます。本市内におきまして、門真市役所と南部市民センターの2ヶ所、加えて令和4年7月の参議院選挙から、新型コロナ感染症の対策の一環で投票所の投票者を分散させる目的で、イオン古川橋駅前店1階フードコート横に新たに設置され、市内の3か所で運営されておりました。
期日前投票所についての質問は、私からR2年9月の総務建設常任委員会、R4年9月の第3回定例会において投票率向上策の一つとして行いました。また、R5年3月に吉水議員から投票率の向上の取組み、R5年6月に五味議員から4月に執行された統一地方選挙の市議会議員選挙において過去最低の投票率37.34%を記録した事への分析や対応策といった質問があり、多くの議員が関心を寄せていることが分かります。
またR4年12月の総務建設常任委員会では、商業施設内の期日前投票所の設置は投票率の向上に資するとの理事者答弁があり、低下し続ける投票率に歯止めを掛ける一助と考えていることが伺えます。
そこで、期日前投票所の投票率等についてお聞かせいただきます
7月7日に執行される門真市長選挙の期日前投票所は、昨年4月の門真市議会議員選挙と同じく、市内に3か所設置するとのことですが、市議会議員選挙における3か所のそれぞれの投票者数、投票率及び全投票者数に占める割合はどのようになっていたのかお聞かせ下さい。
【答1】
市内3か所それぞれの期日前投票における投票者数につきましては、市役所3,388人、南部市民センター5,298人、イオン古川橋駅前店3,353人で投票率は、それぞれ3.4%、5.3%、3.4%です。全投票者数に占める割合は、それぞれ9.2%、14.3%、9.1%となっております
【質問2】
今答弁にありました数字を足し合わせると、期日前投票者数は3か所で約12,000人、全投票者数に占める割合は32.6%となります。投票者の実に3分の1の方は期日前に投票をお済ませになっているということになり、こちらは増加の傾向にあると考えて良いかと思います。
続いて、今後の投票率向上に向けた期日前投票所の設置についてお聞かせいただきます
門真市長選挙における期日前投票所の1つである「そよら古川橋駅前」は、これまでの1階フードコートのリニューアルに伴い、場所を3階の暮らしの相談窓口内に、施設の休館日を利用して設置すると聞き及んでおります。
つまり、この商業施設内では、これまで月曜から土曜日までの6日間開設から、土曜一日のみの開設、場所も1階から3階となり、これまでと比べて不便になってしまいます。
私としましては、商業施設など選挙人が選挙目的以外でも訪れる場所への設置は、利便性が向上し、投票率の向上にも寄与するものと考えております。
そこで、継続的にある程度一定期間が確保できる、期日前投票所の設置を検討すべきと考えますが、理事者のご見解をお聞かせ下さい。
【答2】
期日前投票所につきましては、商業施設や駅前など選挙人にとって、投票機械の確保が可能となり、投票率の向上に効果がある場所での設置が重要であると認識しております。
また、期日前投票所の設置場所を選挙人に知っていただくことも重要でありますことから、継続して設置することが可能な場所であることも必要となってまいります。
これらのことから、現在、令和7年度に京阪古川橋駅前にて、新たな図書館やカフェが併設される、(仮称)市立生涯学習複合施設内への設置を検討しており、庁内関係部署と調整を図っているところです。
なお、今回の市長選挙より、多くの選挙人に認知いただくため、期日前投票所の設置場所ならびに期間および投票時間をポスター掲示場に記載し、今後におきましても、投票率の向上に向け、さまざまな取り組みを行ってまいります。
【要望】
当日に選挙に行くことができない選挙人の方々にとって、期日前投票所を分かりやすく、便利な場所に設置することは重要と考えます。7月の市長選では「そよら古川橋駅前」の期日前投票所の場所と日時が変更となることで、利用者に混乱が生じないように周知や案内等に配慮いただきたいと思います。また、今後においても、投票率向上に向けた様々な取り組みを進めていただくよう、要望いたします。