活動報告

委員会質問(詳細)大阪モノレール延伸事業について

大阪モノレール延伸事業について
【質問1】
この事業については、これまで令和11年に完成予定と聞き及んでおりました。しかしながら先日大阪府より開業時期が当初の計画より4年遅延し、令和15年開業予定とする事が発表されました。延伸事業については門真市内に(仮称)松生町駅と(仮称)門真南駅が完成し、駅周辺の新たな賑わいと、公共交通の利便性の拡充など様々な方面でその効果を期待していただけに、1、2年ではなく4年も先になるのかと驚きと共に、どのような理由でそうなったのかお聞きしたいのですが、発表の内容についてお聞かせ下さい

 

【答1】
大阪府の発表によりますと、昨今の物価高騰による影響に加え、用地補償費の増加、土質調査結果による基礎構造の変更等により事業費が増加し、また、駅舎の基礎工法の変更に伴い、試行期間が長期化するため、開業時期が4年遅延するとのことです。

 

【質問2】
分かりました。今答弁にありました土質調査結果によって、(仮称)瓜生堂駅の軟弱地盤による影響が遅延の原因であるものと理解しました。ただ、理由がそうであるならば、門真市内の2つの新駅は瓜生堂よりも前の駅ですし、当初の予定通りに完成させて、部分的に早期開業することも考えられますが、その可能性についてお聞かせ下さい

 

【答2】
部分開業に関する大阪府の説明によりますと、延伸部分の開業により、新たに車両の導入が必要であり、それらは、本事業に新設する瓜生堂車両基地において整備、点検などを行う計画であるため、車両基地も含めてすべての整備が完了するまでは、部分開業が不可能との回答を得ております。

 

【質問3】
あくまでも、全線同時開業ということですね。近年さまざまな公共工事において、建築資材やエネルギー等が物価高騰のあおりを受けております。その結果インフレスライドで契約金額も引き上げられるということも見てきました。4年の遅延がさらなる負担を生じさせないか少々心配しているところです。また、本市ではいくつものまちづくり事業が進められております。モノレール事業遅延によって、本市内で実施する他の開発事業関連への影響についてお聞かせ下さい。

 

【答3】
大阪モノレール事業の遅延による開発事業への影響についてでありますが、モノレール駅付近で実施している事業として、門真市駅前地区市街地再開発事業がありますが、モノレール門真市駅は、すでに開業しており、新たな駅舎整備を伴わないことから、再開発事業には、直接の影響はないものと考えております。