活動報告

委員会での質疑⑤(最終)

10、エリアリノベーション推進事業について
【問1】
門真市駅周辺地区においてエリアリノベーション推進事業でウォーカブル基本構想の策定が予定されておりますが、その概要についてお答えください。
【答1】
「まちなかウォーカブル推進基本構想」につきましては、民間事業者によるまちづくりが進む西三荘駅周辺や、駅前地区市街地再開発事業を中心とした門真市駅周辺のまちづくりによるまちの変化を捉えるとともに、古川橋駅周辺や、庁舎エリア、及びららぽーと門真等、隣接するエリアとの人流も踏まえた道路等公共空間の将来の在り方を、基本構想として取りまとめるものであります。
【問2】
また、大阪府の令和7年度予算編成が発表された中で、まちづくりDX推進事業として『市街地リノベーション促進検討事業』において『守口市及び門真市の拠点をモデル地区にして民間投資の喚起に向けた「プロモーションコンテンツ」を含めた各種検討を実施』とされている。地元市との連携も謳われているが、本市の考え方をお聞かせください。
【答2】
大阪府が「大阪のまちづくりグランドデザイン」に基づく、市街地リノベーション促進検討事業の事業イメージとして、『市街地更新のシミュレーション等、民間の活用促進を目指した「3D都市モデルのデータ」の整備』や『3D都市モデルを活用した現状分析や活用方法の検討』を発表されたところであります。本市においても当該グランドデザインに位置付けられているエリア価値向上に資するものと考えられますので、大阪府並びに守口市と連携を密にし、更なる情報共有や継続的な議論を行ってまいります。
【私の思うところ】
居心地がよく歩きたくなるまちの実現へ尽力してまいります!

 

 

11、四宮公園公衆トイレ改修工事について
【問】
以前、市民の方から別の場所にある公園について公衆トイレを設置してほしいという要望がありました。
公衆トイレは維持管理が大変であるというデメリットはありますが、さまざまなデザインや工夫が施された公衆トイレが観光スポットになっているとも聞き及んでおります。大阪・関西万博においてもデザイナーズトイレが話題になっております。
本市においてトイレを設置している公園と設置していない公園がありますが、トイレ設置の考え方についてお伺いします。また、トイレ設置の拡大についての考え方についてお聞かせください。
【答】
トイレを設置している公園についてでありますが、現在、弁天池公園、四宮公園、北打越公園の3カ所に設置しております。いずれも面積が5,000m2以上の大きな公園であり、野球やグラウンドゴルフ等、利用者が長い時間滞在する多様な機能や環境を有している公園につきましては、トイレを設置しております。
トイレ設置の考え方につきましては、今後、大きな公園の整備が生じる場合、公園利用状況等を考慮した上で、周辺住民の方々の御理解、地元管理等のサポート等の状況など、防犯面や治安面、管理面に関する課題も多くあるため、慎重に検討してまいりたいと考えております。

 

 

12、図書館改修設計業務委託料について
【問1】
委託料のうち、各種業務委託料(資産)として、図書館改修設計業務委託料を計上されています。門真市庁舎エリア整備基本構想では、現別館の先行解体が必要となることから、別館機能等を門真中町ビル及び周辺公共施設への仮移転を検討するとありますが、仮庁舎の内容について、お聞かせください。
【答1】
別館機能の主な仮移転先として、門真中町ビルと新橋町にある現門真図書館の活用を予定しており、門真中町ビルにつきましては、改修工事の完了時期にもよりますが、令和8年5月頃の移転に向け調整を行っております。また、図書館につきましては、生涯学習複合施設開館後に改修工事等を行うことから、令和8年12月以降の移転に向け調整を行っております。
それぞれの施設の機能につきましては、門真中町ビルへは市民の利便性等を勘案し、現在別館1階に配置している部署を中心に配置することを検討しており、図書館につきましては、まちづくり部の仮移転先としての活用を検討しております。
【問2】
現在の門真中町ビルの出入口は市道門真中央線に面しており、歩道が狭く仮庁舎へは多くの方が来庁されると予想されることから、安全面を危惧する指摘もありますが、門真中町ビルも含めた仮庁舎の期間と門真中町ビルへ来庁される市民の安全性や利便性の確保について、お聞かせください。
【答2】
仮庁舎の期間につきましては、基本構想において13年春の新庁舎開庁をめざすとしていることから、5年間程度を想定しております。
次に、門真中町ビルへ来庁される市民の安全確保につきましては、市道門真中央線を通行しなくてもアクセスができるように門真中町ビル東側の塀の一部を改修し、通用門を設置する予定としております。
次に、市民の利便性の確保につきましては、既存の施設を活用することから、スペース等に制約があるため、必要な什器の精査等の削減に取り組んでいるところであり、仮庁舎期間中も利便性が確保できるよう、窓口の配置等を検討しているところであります。仮庁舎期間中は市民をはじめ来庁者の皆様にご不便をお掛けすることになりますが、引き続き安全性・利便性の確保について取り組んでまいります。
【問3】
公共用地購入費を計上されていますが、庁舎エリア南西の民有地の取得状況と忠魂碑の取扱いについて、お聞かせください。
【答3】
庁舎エリア南西の民有地につきましては、歩道の拡幅及び広場としての活用を予定しており、昨年度と今年度に民有地の一部を取得しております。来年度につきましても、引き続き地権者と協議を進めてまいります。
次に、忠魂碑の取扱いにつきましては、一体的な広場整備を実現するため忠魂碑を管理している団体と協議を進めているところであり、庁舎エリア内での移設も含め検討しているところであります。
【私の思うところ】
新庁舎が完成するまでの間、仮庁舎を利用する5年間程度はご不便をおかけすることがあるかもしれませんが、市民への影響を最小限にとどめるようにしてまいります。