活動報告

委員会での質疑④

8、大阪モノレール新駅設置事業について
【問1】
大阪モノレール延伸事業について、設計調査等業務委託料の内容について教えてください。
【答1】
殿島町や守口市方面から新駅へアプローチするため、大阪中央環状線の東西方向に横断歩道の設置を検討しており、設計調査等業務委託料については、道路管理者である大阪府及び、交通管理者である府警本部とそれぞれ設置許可に向けた協議を行うための資料となる、交通量調査などを行うものであります。
【問2】
横断歩道の設置について、検討するに至った経緯について、また要望等があったのか、さらに事業効果についても教えてください。
【答2】
横断歩道を検討するに至った経緯については、新駅設置計画の当初では立体横断施設の設置を予定しておりましたが、技術的な課題から横断歩道に変更するに至りました。
大阪中央環状線を東西に横断することの要望については、ららぽーと門真へ向かう地元市民や守口市方面の方からも寄せられております。
次に事業効果についてでありますが、横断歩道の設置により、殿島町や守口市方面から新駅へ向かわれる方が北側の松生町地下道や南側の横断歩道へ530m程度う回する必要がなくなりまた、門真市駅方面からは、バリアフリー対策がされていない松生町地下道を経由せず、最短距離で新駅へアクセスすることが可能になります。
【問3】
設計調査等業務委託料及び、横断歩道に関する費用負担の考え方について教えてください。
【答3】
費用負担については、新駅設置に要する費用の一部となる為、新駅整備費用と同じく、守口市と折半となります。
【問4】
駅舎が設置されるららぽーと側の南北横断についてですが、現在の仮設歩道橋は徒歩と自転車もエレベーターを利用して横断する必要があり非常に不便を感じるが、本設の歩道橋はどのようになるのか教えてください。
【答4】
現在の歩道橋は新駅の建設工事に支障となるため、三井不動産株式会社が暫定的に現位置に設置した仮設の歩道橋であり、新駅建設後に、本設の歩道橋を現位置から西側の位置に設置する予定であります。
本設の歩道橋については、階段とスロープ及び駅舎へのエレベーターが整備される予定であり、自転車はスロープを使っての通行が可能となります。
【私の思うところ】
大阪モノレールの延伸は2029年の予定が4年延びて2033年になりましたが、新駅へのアクセスの向上については早期の整備が必要と考えております。引き続き、市民の皆さまにとって利便性が高く、安心安全な通行空間の確保に向けて尽力してまいります。

 

 

9、空家等対策計画改定支援業務委託料について
【問1】
空家等対策については、周辺に影響を及ぼす危険な空き家への対策が特に重要と考えています。
来年度に空家等対策計画を改定されるとのことですが、計画改定の経緯と主な改定内容を教えてください。
【答1】
計画改定の経緯につきましては、平成31年3月に策定した門真市空家等対策計画が令和7年度に終期を迎えるため、計画改定を行うものであります。主な改定内容については、補助制度等の見直しなど新たな施策を検討するとともに令和5年度の法改正への対応として、管理不全空家の判断基準などについても検討を行っていきたいと考えおてり、門真市空家等対策協議会での議論を踏まえ計画改定を進めてまいります。
【問2】
危険な空き家に対して、現在の取組みとしてどのような対応をされているのか教えてください 。
【答2】
現在の対応についてでありますが、空き家等の適正な管理は、第一義的には、その所有者等が自らの責任により 適正に対応することが前提であるため、直ちに法的措置を取るのではなく、危険な空家の通報等があった場合には、固定資産税情報などを利用して所有者を特定し、当該危険な空き家の所有者等に対し適正管理を促す文書と制度案内等を同封して送付し指導しております。
【要望】
空き家対策については、私も含め多くの議員が問題意識をもって、本市への対応を依頼するところを見聞きしてきました。今後においても少子高齢化により、空き家は増加すると予想されます。本市としては適正な空き家対策を行ってきたところですが、これまでと同様の対策では、問題がなかなか解決しないと思います。来年度に空家等対策計画の改定に着手されますが、これまでよりも踏み込んだ形の対策が取れるようにしていただきたい。