活動報告

文教こども常任委員会

 本日「文教こども常任委員会」が開催されました。私を含めた各委員の審議を経て、すべての議案が可決されました。また、私から「学力向上の取組み」についての質問をいたしました。
 以下、私の≪質問≫の要旨と門真市からの返答【答弁】です。

≪質問1≫国、府および市が行っている学力テストについてお聞かせ下さい。
  【答弁1】国が実施の「全国学力・学習状況調査」、府が実施の「中学生チャレンジテスト」と「小学生すくすくウォッチ」、市が実施の「門真市学習到達度調査」があり、それぞれ児童生徒の学力や学習状況を把握・分析する事により今後の 学習指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的としている。今年度から始まった「小学生すくすくウォッチ」についは学力に加えて、言葉の力や文章や情報を読み取る考え方、そして「目に見えない学力」と言われるねばり強さや好奇心などを育むための新しい取り組みとなっている。
≪質問2≫今年の4月に門真市のホームページで公開された、大阪府のチャレンジテストの結果報告と、過去の成績と比較しての分析と特筆すべき教科をお聞かせ下さい。
  【答弁2】門真市と大阪府の平均値を比較して、これまでで最も接近する値となった。特に英語については、過去の結果と比べると大きく上昇する結果となった。
≪質問3≫英語の成績が上昇したと言われましたが、その理由をお聞かせ下さい
  【答弁3】小中学校の教員の連携を図り、一貫性のある指導を行った事や教員の授業の質の向上、英語プレゼンテーションを継続的に実施してきた事などの成果が表れた。
≪質問4≫今年度から、門真市においてはたくさん存在するAIドリルの中で、「キュビナ」というAIドリルを採用しましたが、その選定理由と活用方法をお聞かせ下さい。
  【答弁4】理由として3点。AIドリルが一人一人に応じて、最適化された出題がされることが1点目。2点目は手書き入力や定規や分度器を使った作図に対応していること。3点目は多くの自治体で導入されており、AIドリルを利用して他の市町村との交流が可能となること。活用方法としては、朝の授業前の学習、授業終わりの復習での活用などを想定している。
≪質問5≫AIドリル「キュビナ」を利用して、先生方と生徒たちの評価と感想についてお聞かせ下さい
  【答弁5】教員からは「問題づくりや丸付けの時間が削減され、その時間を他の仕事に有効活用出来る」、子どもたちは「喜んで利用している」との声が聞かれている。
≪質問6≫放課後に家庭での、AIドリル「キュビナ」の利用についてお聞かせ下さい。
  【答弁6】現時点で家庭での活用は出来ておりませんが、実現に向け検討を進めている。
≪質問7≫今後の学力向上に向けた取組みをお聞かせ下さい。
  【答弁7】教育委員会と学校現場が一丸となり、学力向上の取組みを進める。また、教育センターの職員が学校現場を訪問して指導の助言を行ったり、教員の授業力向上のための研修を行う。