活動報告

決算委員会(詳細2)

6、路上喫煙防止対策事業について
【私の思うところ】昨年8月1日に古川橋駅周辺が条例にて路上喫煙禁止区域に指定されました。また、それに伴い喫煙可能なブースも新たに設け喫煙者への配慮も行いました。しかしながら、喫煙可能場所の存在や、喫煙禁止区域の指定がされたのを知ってか知らずかは定かでありませんが、条例を無視し区域内で喫煙している方も散見し、市民からの苦情が寄せられております。禁止区域の周知啓発をお願いするとともに、今後の対応についてお聞きしたところ、コロナの収束状況を見ながら、チラシの配布等の啓発活動を行っていくとの答弁でした。

 

7、高齢者の見守りネットワーク事業について
【私の思うところ】この事業は新聞販売店、飲料の宅配店などと提携を結ぶことで、日常のささいな変化(例えば新聞や郵便物がたまっている)などを察知した場合に連絡をいただくことで、主に高齢者の安全安心をいろいろな方面から見守っていく事業です。昨年は新たに住宅管理会社と信用金庫と協定を結び、現在の協定締結企業は17団体となりました。昨年の通報件数は3件で、うち1件はお亡くなりになられていたそうです。締結企業には少しでも異常を感じたらためらわずに通報していただく旨を、定期的に要請していただきたくお願いいたします。

 

8、年金調査事業について
【私の思うところ】令和2年度から実施したこの事業は、年金を受ける権利が発生する期間が25年から10年以上に変更されたことに伴って、現在、生活保護を受けている方も知らずのうちに、年金を受け取る権利が発生している場合があるので、専門の相談員がチェックし、年金受給権利が発生している場合は年金を受け取るようにするものです。
それによりまして総事業費約400万円に対して、年金を受給出来た金額が約4600万円となりました。本市の扶助費の削減に有効であると考える事から、今後も継続して取り組まれていくことを願います。

 

9、生活困窮者自立支援事業について
【私の思うところ】昨年の新型コロナの影響で収入が減り、家賃が払えない、生活費が足りないといった相談が増えました。第5波はようやく落ち着きましたが、今後は第6波も懸念される事から、必要としている方に確実に支援が届くように取り組んでいただきたい。

 

10、門真市の決算事業と今後の見通しについて
【私の思うところ】令和2年度の決算は、新型コロナの影響で法人市民税が約7.7億円の減少とリーマンショックを超える減少となりました。大変厳しい状況にもかかわらず国の財政措置の活用や、年度途中での事業見直しにより必要な財源を確保したことで、実質収支の黒字と基金(貯金)の確保ができた事は、財政課はじめ行政職員の皆さまの取組みの成果であると考えます。
しかしながら、新型コロナはまだまだ予断を許さない状況であることから、不安定な財政運営が続くと予想されます。
行政側が事業の見直し等で財源を確保している状況で、我々議員側も「議員定数の削減」等、議員側が直接かかわれるところから真っ先に、「身を切る改革」を行っていくべきと考えます。