活動報告

一般質問(詳細)南野口児童遊園に隣接する鉄塔跡地について


【問1】南野口児童遊園(以下公園という)に隣接する関西電力株式会社鉄塔跡地については、私もご相談を受けておりました。昨年12月中旬に地域にお住いの方から電話がありまして、鉄塔跡地についてはそれ以前に、関西電力から本市に対して買取りを打診したが断られたとのこと、その後は、民間事業者に売却され分譲地になっているとお聞きしました。これにより、南野口町の住民を中心として約480筆の公園整備に関する要望書が出されました。その後、本市としては土地を買い取る方向で、予算化についても調整する方向で動く旨、担当課から報告を受けました。
その後は、交渉事も絡むため静かに動向を見守っていたところですが、土地所有者との協議が不調となり取得が困難な状況であるとお聞きしました。
直接買い取りのほか、土地交換の手法も用いて交渉をされてきたと聞いておりますが、不調となった経緯についてお聞かせ下さい。
また、土地所有者との協議が不調となった結果、公園の今後について自治会と協議をされたとのことですが、どのような内容であったかお聞かせ下さい。

 

 

【答1】まず、鉄塔跡地取得が不調となった経緯についてでありますが、当該土地につきましては、令和3年10月に関西電力株式会社より、土地売買の相談を受け協議を行いましたが、これまで公園として利用している同様の土地については、それらすべてが無償借地の例しかないことや市域の公園の今後の在り方について、計画策定中であり、明確な方向性が見えない状況であったため、買取には無理があると当時判断致しました。
その後、4年11月に同社が民間事業者に当該土地を売却し、宅地として整備されたことから、12月に480名余りの南野口町地区の住民の方々より当該土地を市が取得して公園として活用してほしいとの要望書が提出されました。
これを受けて庁内で協議・調整を行い、同月に当該土地を市が取得し、公園整備する方針といたしました。
当該土地を取得するにあたり、土地を直接購入する方法、舟田町児童遊園または、南野口町2号児童遊園との土地交換による方法のいずれかで土地所有者と交渉するために、3公園の測量及び土地鑑定を実施するとともに、土地購入費として予算2,000万円を5年度当初予算に計上いたしました。
当該土地の購入につきましては、鑑定額が明らかになった4月に交渉した結果、土地所有者の希望する額と市が決定した鑑定額が大きく乖離していたことから、市の鑑定額によあり取り協議は不調に終わりました。
加えて、舟田町児童遊園との土地交換につきましては、舟田町北自治会との協議を踏まえ、一部を公共用地として残す形での交渉を行いましたが、土地所有者の希望と合わず、同様に不調となりました。

次に、南野口町自治会との協議内容についてであります。
南野口町2号児童遊園との土地交換につきましては、5月に自治会長他役員の方々に土地購入及び舟田町児童遊園との土地交換のいずれも協議が不調であったことを説明しました。
また、南野口町2号児童遊園との土地交換した場合、公園残地の今後の使用方法についても提案させていただき、役員会で取り計らっていただくこととなりました。その後、6月に開催の役員会に出向き、市として最後の手段と考える南野口町2号児童遊園との土地交換の了承をお願い致しました。
しかしながら、「同年2月に鉄塔跡地を購入する予算がつき、市が土地購入し整備する」といった内容のビラが南野口町内に配布されていたことで、市が土地を購入できるとの認識が広がっており、購入するには鑑定額を上積みすれば購入できると思い込んでいる方々がおられ、南野口町2号児童遊園との土地交換に納得されず、役員会では、了承されませんでした。
その様なことで、土地所有者との交渉が行き詰まり、相当な時間が経過している内に、土地所有者が第三者に当該土地を売却することに至りました。
その後、市が当該土地を購入できないことについて、市長からの説明を自治会が求めたため、8月初旬に面談の場を設けることとなりました。
市からは、再度、これまでの交渉経緯や鑑定額からの上積みはできないことなど丁寧に説明を行い、市が当該土地を購入できないことに一定のご理解をいただきました。
今後、公園利用者が安全かつ楽しく利用できるように当該土地との境界にフェンスを設置することや、新たな土地所有者が判明次第、市による購入や他の公園との交換など、これまでと同様の交渉を進めていくことで、自治会から一定の同意を得ており、引き続き、誠意をもって対応してまいりますので、
よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

 

【問2】今のご答弁をお聞きしましたところ、当初より地元と話をしておけば、また違った結果になっていたように感じますが、その時点時点での市の判断は間違っていないかと思います。答弁にありました南野口町内に配付された政治ビラについては、私も理事者より事前に内容を確認しております。先ほども申し上げましたが、一般的に交渉事の途中でその経緯を広く知らしめることは交渉自体に影響を及ぼす可能性があるため慎むべきであることを考えると、この政治ビラを配布したことは、極めて不適切であったと考えます。加えて、配付時期が2月という統一地方選挙前という時期であることを考えますと非常にこすい手段であったと言わざるを得ません。
また、地元に誤解を与えた政治ビラの内容と市の考えの相違点をまとめた正しい情報を回覧するため自治会と調整しているとお聞きしておりましたが、その途中で転売されたとの報告を受けました。
その結果も踏まえて、再質問をさせていただきます。8月初旬に南野口町自治会と面談を実施されたとのことですが、市長の率直なご感想をお聞かせ下さい。また、今後においても諦めることなく、地域住民の要望に近い着地点を模索していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
よろしくお願いします。

 

 

【答2】今回の南野口児童遊園に隣接する土地購入については、市としてできる最善の条件で交渉に臨んだものの合意に至りませんでした。
南野口町地区内に配布された政治ビラが南野口町住民に誤解を与え、交渉を長引かせたことにより土地所有者が他者へ転売されるという経緯については、南野口町自治会長も認識しておられました。
私も非常に残念な結果となったと感じております。
今後は、面談のなかでも確認しましたとおり、できる限り住民の皆さまの要望の実現に向け、次の土地所有者とも交渉を進めてまいりたいと考えております。