活動報告
委員会での質疑①
この議会の常任委員会において、【議案第22号】令和6年度一般会計補正予算と【議案25号】令和7年度一般会計予算についての質疑を合わせて12件いたしました。その内容をご報告いたしたいと思います。
1、【議案第22号】令和6年度一般会計補正予算への質疑
国において令和6年度の補正予算で「新しい地方経済・生活環境創生交付金」として1,000憶円が加えられました。本市においては4,000万円を限度にこの交付金を充当できることから、4つのメニューのひとつ「地域防災緊急整備型」を活用して災害時の備えの充実を図ることとしました。
【問1】「新しい地方経済・生活環境創生交付金(地域防災緊急整備型)」について、この交付金の事業概要を教えてください。
【答1】交付金の概要につきましては、国の制度要領により、「避難所の生活環境の抜本的な改善を始め、災害にも対応できる魅力的な地域づくりに向け、平時の住民への普及啓発、地域活性化の取り組みと連動し、災害時に温かい食事、快適なトイレ環境、プライバシーの確保等の提供を可能とするための事前の資機材の整備を行うもの」とされております。
また、交付は6年限りで、補助率は2分の1、市町村は1事業4,000万円が交付上限となっております。残りの地方負担分のうち8割は特別交付税の措置がなされるため、市の負担は事業費の1割であります。
【問2】「災害救助費の防災対策事業の補正」として、災害用備品を購入することになっておりますが、具体的には何を購入しますか
【答2】今回購入する備品につきましては、災害時の避難所生活の衛生面や環境面の改善と充実を目的として購入するものであり、具体的には、自動ラップ機能付き簡易トイレが69基、折りたたみ防災用ベットが660台、避難所用間仕切りテントが660張、避難所受付用テントが22張、マンホールトイレ用の便座等の備品が13基となっております。
【問3】交付金の目的として、「避難所の生活環境の抜本的な改善」とのことですが、それぞれ、各避難所への配置はどのようにお考えですか
【答3】各避難所への配置などにつきましては、自動ラップ機能付き簡易トイレは、市内の全避難所22箇所および広域避難所である弁天池公園に各3基を配置します。
防災ベットおよび間仕切りテントは、各避難所に各30台ずつ、受付用テントは各1張の配置を予定してます。
また、マンホールトイレ用の備品は、令和7年度にマンホールトイレの整備を予定している二島小学校に7基、門真小学校に6基を予定してます。
【問4】交付金の目的として、「平時の住民への普及啓発、地域活性化の取り組みと連動する」ことが要件です。購入する災害用備品の平時の活用についてお聞かせください。
【答4】平時の活用は、防災講話や防災訓練などのあらゆる機会を通じて、災害用トイレや簡易ベット等の災害用備品について周知します。また、実際に備品の組み立てを体験してもらうなど、避難所開設時に適切に使用できるよう取り組みを進め、地域防災力の向上を図ってまいります。